乙姫神社

むかしむかし、村には子供の疫病が流行し、多くの子供達が早くして亡くなっておりました。村の住人達はたいへん嘆き悲しみ、そして困り果てていました。そこへある時、たいそう美しいお姫様が村へ現れ、住民たちに子供たちを救うことを約束したちまち消えてしまいました。すると不思議な事に子どもたちを苦しめていた疫病がたちどころに消え去り、子どもたちはまた元気に走り回るようになりました。
と、そんな伝説に起源があるこの乙姫神社は今もなお子どもたちの無病息災や安産祈願で訪れる人々が絶えない霊験あらたかな神社です。
特に一部の参拝者からは、この神社から石を持ち帰りおまじないを行うことで子宝に恵まれたり、石の色の違いによって男女の産み分けができるなどの噂もあるとか。