老若男女を問わず、多くの人が訪れる水族館。
海の生き物に出合えるだけでなく、ショーや触れ合い体験などを楽しむこともできます。
新しい水族館も各地に誕生して、地域観光の核になる施設として人気も高まっています。
水族館の魅力
魚介類とは、海や河川、湖沼に住む生き物をいいます。これらは虫類、両生類、海獣(イルカ、アシカなど)などで「水族」とも呼ばれます。
水族を集めて展示している施設なので、「水族館」といいます。
法律上では、美術館や動物園などと同じく、博物館に位置付けられます。
日本には、日本動物園水族館協会加盟の水族館がおよそ50館あります。
世界の水族館総数が約500館ですので、1割が日本に集中していることになります。
このことからも、水族館は日本人に親しまれていることが分かります。
・そこには、非日常がある
水族館の中はかなり暗いです。
そんな空間に足を踏み入れれば、普段とは違った非日常な感覚に包まれます。
なかには、その雰囲気が好きで水族館に行くという人もいます。
暗闇の中でライトアップされた水槽、まるで海の中に潜っているかのような感覚が味わえます。
青色には心を鎮める効果があり、その空間にいるだけでリラックスできます。
・時間を忘れる、癒しの空間
水槽の中を泳ぐ魚、流れに身をまかせて揺れる亀などを見ているのも飽きないものです。
生き物の自由な姿を見ていれば、普段、仕事や家事に追われ緊張していた気持ちが緩んできます。
・ショーやイベントを楽しむ
大規模な水族館では、イルカショーやエサやりタイム、バックヤードツアーなどのイベントが行われます。
普段、目にすることのない生き物の一面を目撃すれば、その感動はさらに大きくなります。
VR水族館の魅力
VR技術はゲームのみならず、全国各地の水族館でも導入が進んでいます。
教育現場でも教育の一環として、VR水族館を導入する試みなどもあります。
VRを使えば、芸術品を鑑賞したり、博物館を巡るような体験ができます。
このような、「バーチャルツアー」を活用する施設が増えています。
「バーチャルツアー」とは、360度ユーザーが自由な視点で見ることができる映像コンテンツです。
「Googleストリートビュー」のような進みたい方向へタップし、画面を移動することができます。
まるで、自分が歩いているかのような体験ができるものです。
VR水族館の主な特徴は、以下の通りです。
・自宅で鑑賞できる
VR水族館の醍醐味は、自宅でゆっくりと鑑賞できることです。
時間を気にせず、自分のペースで楽しめます。
休日の水族館は、どうしても混んでしまいますが、VRなら混雑することもありません。
くつろぐ場所で水族館を満喫することが、VRならではの楽しみ方です。
・至近距離の迫力が味わえる
VR水族館は、水槽のすぐ前で魚たちを観ることができます。
水槽前の混雑を気にすることもなく、どの水槽も至近距離から観ることができます。
さらに、VR水族館では、水槽内にいるかのような体験も可能です。
実際に魚と同じ目線で、一緒に泳いでいるかのような体験ができます。
普通の水族館では、考えられなかった体験です。
・繰り返し鑑賞できる
VR映像を提供している水族館の大半は、無料で開放しています。
そのため、見学したい時にいつでもVR水族館を楽しむことができます。
まとめ
VR水族館は、自宅で水族館の感動が味わえます。
日常生活で疲れた身体を、非日常が癒してくれるはずです。