雲仙

日本で一番初めの国立公園



雲仙の古湯と新湯の間の白い土に覆われている一帯を、雲仙地獄地帯と呼んでいます。地獄と名付けられているのは、いたるところから高温の温泉噴気が激しく噴出していて、強い硫黄のニオイが漂っているからです。湯けむりで前が見えないほどになり、まるで恐ろしい地獄のような景色と言われています。この湯けむりの正体は、橘湾の海底のマグマ溜まりが発生源と言われています。発生している高温高圧のガスが、化学変化で高温熱水となり、熱水の沸騰でガスが生じて、噴気となり、そこに周りの山からの地下水が混ざったことで、湯けむりとなっているのです。
雲仙の温泉は、硫酸酸性の硫黄泉で、強い酸性の湯質です。温泉の効能としては、リュウマチや糖尿病、皮膚病などに良いとされていますよ。
雲仙地獄足蒸しと呼ばれる休憩所があり、足を入れて噴気を体験できます。
雲仙地獄工房では、雲仙地獄で蒸しあげた熱々の茹で卵を食べることができるので、ぜひ味わってみてください。この卵は、1個食べると1年長生きでき、2個で2年、3個で死ぬまで長生きできるという言い伝えがあります。売れ筋商品ですよ。
屋根付きの休憩舎には、テーブルや椅子もあるので、ゆっくりと周辺の風景を楽しみながら、茹で卵をいただくのもおすすめです。

雲仙地獄温泉
所在地
長崎県雲仙市小浜町雲仙 
交通案内
諌早駅からバスで80分
駐車場
各種有料あり
電話番号
0957-73-3434


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