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御香宮神社
宇治川と桃山に近い石庭が有名な神社
御香宮神社は名水で有名な京都府伏見区にある府社、伏見地区の産土神で、昔は御諸神社と呼ばれていました。神功皇后をはじめ6神を祀っています。
古くからある神社で、862年には社殿を改修した際に境内から湧き出た良い香りの水を飲むと病が治ったため、清和天皇から御香宮の名を賜ったという歴史があります。
町の人々には石井の御香水として親しまれる伏見の7名水の1つでもあり、徳川頼宣、頼房、義直がこの水を産湯としたことなども有名です。
現在もこの水を目当てに神社を訪れる人が多く、地元でもボトルなどを持参して毎日水をくむ人もあるほどで、名水百選にも選ばれています。
また、昭和すぐに、元の伏見奉行所の小堀遠州ゆかりの庭園を、造園家中根金作の手により移設。
園内には、江戸時代前期、後水尾上皇が命名したところがらの藤や、豊臣秀吉が伏見城築城の際に収集した花の1つといわれる樹齢400年の五色の散り椿、おそらく椿と呼ばれる株もあり、貴重な花を観ることもできます。
国重要文化財の本殿と表門、府文化財の拝殿は、いずれも1600年代のもので、桃山時代の建築装飾として貴重な存在でもあります。
御香宮神社
- 所在地
- 京都府京都市伏見区御香宮門前町174
- 交通案内
- 京阪電車 伏見桃山駅下車より徒歩5分
近鉄京都線 桃山御陵前下車より徒歩5分
JR奈良線 桃山駅下車より徒歩5分 - 駐車場
- あり
- 電話番号
- 075-611-0559