金持神社

現代の金運開運神社は古代の玉鋼造神



金持神社は、鳥取県日野町金持の山間にあり建立から1200年を超えるとされる神社。
810年、出雲国出身の神官一家が、神宮参拝の為に通りかかったところ、身に着けていた玉石が重くなり、神夢を受けたためここに金持神社を立てたと伝えられています。
かねもちとも読めることから、現代では金運開運神社として全国的に有名。
縁起を担ぐ商売などを営む人や、投資などを行う人から圧倒的な支持を集めています。ジャンボ宝くじの季節には、毎年非常に参拝者が増えます。
天常立尊を祀る、全国的に見ても非常に珍しい神社で、国土経営や国造りにもご利益があるほか、都市伝説では金持神社のあらゆる写真を待ち受けにするだけで、大きなご利益がある等と噂されています。
元々このあたりは大倉山南麓などをはじめ玉銅の原料となる銀や鉄などの希少金属が数多く採取できた場所であり、徳川時代には幕府直轄銀山もあった土地柄。日野の中でも金持エリアは玉銅のうち純度の高い鉄が採れる場所であり、当時は鉄を金と呼んでいたために、金持と呼ばれるようになったとされています。
地域では鎌倉幕府御家人 金持広親、日本最古の刀匠 伯耆安綱なども有名です。
境内には鳥取県銘木百選のうち、樹齢600年を超えるとされる2本があります。サワラとチャンチンがあり、特にチャンチンは中国から取り寄せたといわれており、鳥取県内で同樹種はこのたった1本、貴重な物でもあります。

金持神社
所在地
鳥取県日野郡日野町金持1490 
交通案内
◆電車
JR伯備線根雨駅で下車、タクシーか]町営バス
◆車
米子道江府ICより、日野川上流に向かい180号線へ
駐車場
無料あり
電話番号
0859-72-0481


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