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野付半島ナラワラ
北海道別海町で自然を学ぶ
野付半島は全長26㎞に及ぶ日本最大の砂嘴(さし)です。この特異な大きく湾曲した形状は、約3,000年前に砂の堆積と海流による浸食を繰り返して形成されました。数千年の歳月の中でミズナラやトドマツが森林を成してきましたが、海水が陸地を浸食して木々が立ち枯れを起こしました。その一方、海水に耐性のある植物が地面を緑に覆うことで、草原の中に白骨化したかのような木々が立ち尽くした異世界のような景観を生み出しました。野付半島における、ミズナラの森の痕跡を「ナラワラ」、トドマツの森の痕跡を「トドワラ」と呼びます(「ワラ」とは「原っぱ」という意味です)。
この動画は、特殊な許可を得てナラワラ地帯の中で15時間撮った映像のタイムラプスです。荒涼で異質、まさに「最果ての地」へ足を踏み入れたかのような景観をご覧ください。
野付半島ナラワラ
- 所在地
- 北海道野付郡別海町野付63番地1付近