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有人潜水調査船「しんかい6500」
6500メートルの深海へ
その名の通り深度6500メートルまで潜ることができる調査船が、「しんかい6500」です。
1989年に完成して以降、1500回以上も海に潜り続けています。
これまで多毛類生物や巨大イカの発見など、数多くの成果を上げてきました。
飛行機で上空6500メートルの場所まで行くのはあっという間ですが、最深6500メートルまで潜航するのは容易ではありません。
毎分45メートルほどしか潜れませんから、6500メートルの場所に行くには2時間以上もかかるのです。
そこまで苦労して潜った「しんかい6500」は深海生物の研究だけでなく、地震の原因であるプレートの調査など、地球全体に大きく関わる重要な調査を日々行っています。
日本だけなく、世界の深海調査研究になくてはならない存在なのです。