知和駅

岡山県にある知和駅は、因美線の駅のひとつです。駅は昭和6年9月に完成したもので、そのままの状態で現在まで存在していることから、味わい深い秘境駅とされています。
歴史を感じさせる駅舎は、懐かしさがあり、木製の改札口は味わい深いです。古い駅舎は沢山ありますが、その中でも開業当初から改装されることなく、残されているというのはかなり貴重です。
駅舎は木造ということもあり、立派な造りなので、鉄道マニアなら訪れたい場所でしょう。無人駅で、電車の本数も本当に少ないので、静かな場所となっています。タイムスリップしたような気分を味わえるでしょう。古い駅ですが、清掃等の管理が行き届いていることもあり、古いけれど美しい、清潔といった感じがあります。
駅舎の入り口の後ろには、中国山地が見えているので、こちらはフォトスポットとしておすすめの風景です。
電車の本数がとにかく少ないこともあり、鉄道で行くのはかなり困難ですが、車を利用して訪れてみてはいかがでしょうか。大切に維持管理されている駅なので、地元の人から愛されている場所であることも感じることができるでしょう。5月ごろは、駅周辺が若葉の緑で囲まれて美しいですよ。