小安峡

遊歩道脇の岩場から噴き出す湯と峡谷の絶景



小安峡は、秋田、岩手、宮城、山形の県境に近い山間の秋田県湯沢市内、栗駒国定公園内の皆瀬川上流にある峡谷です。地元では小安峡谷とも呼ばれています。
全体は8kmにもわたり大小さまざまな大きさの滝がある他、つづら折りの階段から岩伝いに峡谷を歩いて渡れる遊歩道のすぐ脇、絶壁の岩の間から100度近くの蒸気がシューッシューッと噴出してくる大噴湯でも有名な峡谷。
江戸時代の紀行家菅江真澄は湯沢市の木地山高原一帯を訪ね歩いた高松日記の中で、雷神のひびきのようなすごい音とこの姿を現しています。
地球の生きた姿をダイナミックに感じることができることから、ゆざわジオパークのジオサイトでもあり、すぐ近くには小安峡温泉があります。
また遊歩道の上には、赤い大きなアーチ橋の河原湯橋がかけられており、高低差50m余の小安峡谷を一望する絶景の写真撮影となっています。
小安峡への入り口には、いくつもの無料の足湯も用意されており、景色を眺めた後の心地よい疲れをいやすこともできます。

小安峡
所在地
秋田県湯沢市皆瀬字湯元 
交通案内
湯沢駅より車で45分

岩手のオススメVR