石神井公園

武蔵野の緑と面影を残す池風景の風致公園



東京都立石神井公園は、練馬区私鉄駅前の市街地に広がる風致公園。都立公園エリアと区立施設等が混在し、下石神井大泉線の道路を挟んで一部エリアは、練馬区立石神井松の風文化公園として隣り合って、一つの環境を作り出しています。
1959年に開園した約20haの敷地内には、武蔵野三大湧水池に数えられる三宝寺池と、その水を貯める目的で作られた石神井池をはじめ多数の池があります。
石神井公園となる以前の1915年よりその一部は第二豊田園という庭園として存在し、更にさかのぼる室町時代までは、武蔵野を支配した豊島氏の石神井城がありました。
三宝寺池は武蔵野台地端のくぼ地に存在する湧水から生まれた池で、古木に囲まれ、昔ながらの武蔵野の風景がそのまま今に伝えられるという国天然記念物の植物群落があります。古くはカキツバタ、ジュンサイ、葦などが生い茂る清らかな水環境の土地でした。その後周辺開発等により環境が大きく変わり、現在は環境保護活動が進められています。
冬場は多種多数の渡り鳥が訪れる場所でもあり、四季折々に表情を変える姿は、写真撮影や写生などで常に人気です。
園の敷地内には大正時代、日本初の100mプールが作られ、その後釣り堀として使われてきましたが、現在は水辺観察園として整備されています。
現在はスポーツ施設や遊具、ベンチなどが整備され、富士山眺望も人気のスポットです。

石神井公園
所在地
東京都練馬区石神井台1-26-1 
交通案内
西武池袋線 石神井公園下車より徒歩7分
西武新宿線「上井草」より長久保行きバス「三宝寺池」下車、石神井公園行きバス「石神井公園」下車
駐車場
有料あり
電話番号
03-3996-3950


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