小平市平櫛田中彫刻美術館

近代日本の巨匠 鏡獅子の彫刻家の邸宅美術館



小平市平櫛田中彫刻美術館は、一橋大学小平キャンパスや国土交通大学校、小平駐屯地などにもほど近い、旧五日市街道沿いにある公立の美術館。
日本の近代芸術、彫刻分野の中では非常に著名な写実的な彫刻界の巨匠、平櫛田中が晩年を過ごした自宅をもとに、展示、アトリエ再現等を行う、小平市の美術館として1984年にオープンしました。
建築家国立能楽堂の設計者である大江宏により昭和44年に建てられた旧邸宅、九十八叟院とも呼ばれている記念館。そして周囲の岩城亘太郎、柴又帝釈天邃渓園の永井楽山など著名な造園家が手掛けた枯山水庭園や、現在では貴重な梅の木々などは、都内はもとより国内でも有数の庭園観光スポット。
展示館は、記念館を手掛けた大江宏の次男、大江新が手掛けるなど、建物自体の美しさでも人気です。
鮮やかな彩色も含めて人気の気楽坊や、田中自身が若いころより尊敬してやまない岡倉天心先生記念像試作、鏡獅子などの有名作品をすぐ近くで、じっくり鑑賞できるのはここだからこそ。おしゃれなミュージアムグッズも評判です。
いまやらねばいつできる わしがやらねばたれがやる などの現代を生きる人々が励まされるさまざまな名句や書、さまざまな企画展も充実。
平櫛田中の生きた108年間を含む日本の芸術を濃密にかつ力強く感じることができる、近代日本美術を満喫できる美術館です。

小平市平櫛田中彫刻美術館
所在地
東京都小平市学園西町1丁目7-5 
交通案内
西武多摩湖線 一橋学園駅南口より徒歩10分
定休日
火曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
営業時間
午前10時〜午後4時
料金
入館料 ・一般:300円 ・小、中学生:150円
電話番号
042-341-0098


東京のオススメVR