大中尾棚田

季節により表情が変わる広大な田園風景



長崎市の大中尾棚田は、全部で450枚以上の田んぼが広がっている場所で、全面積はおよそ8ヘクタールとされています。石垣と田んぼが段々と広がっていて、季節によって田んぼの色が変わり、とても美しい光景となっています。
山や空と田んぼが1枚の絵画のように見えて、懐かしさも感じることができる場所です。
大中尾棚田は、日本の棚田百選のひとつに選ばれています。この棚田は、江戸時代につくられたものとされていて、歴史も感じることができるでしょう。
当時の人々が、どのようにこの棚田を作り上げたのかという点も、とても興味深いです。
現在も、棚田では米作りが盛んに行われています。
秋にお米の収穫が終わったら、火祭りというお祭りが開催されていて、あぜ道には約6000個の竹灯籠が並べられ、火が灯ります。この光景は、とても幻想的なので、秋に訪れる際には、ぜひ見てください。
9月中旬以降には、ヒガンバナも見ることができます。夕刻は、美しい夕日を眺めることができるので、ぜひ時間を変えて散策してみてくださいね。

大中尾棚田
所在地
長崎県長崎市神浦向町791 
交通案内
神の浦橋バス停から車で10分
長崎駅前バス停から長崎バス「板の浦」行きに乗り、神の浦橋バス停まで約80分
長崎駅前から約70分
駐車場
神浦川河川公園駐車場
電話番号
0959-24-0235

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