琴浦洞窟　竜王洞

佐渡ヶ島最南端、溶岩でできた小木半島の琴浦には、溶岩が海に浸食されてできた海食洞が11か所も存在する琴浦洞窟群があります。
この中でももっともよく知られた大型の洞窟が、琴浦洞窟、通称竜王洞、佐渡ヶ島版青の洞窟とも呼ばれる場所です。
佐渡の中でも溶岩の上で特徴ある動植物がみられるエリア。
琴浦漁港もしくは小木ダイビングセンターまで車のあと、徒歩で青の洞窟に向かいます。店内から見て左側、舗装された洞窟入口から洞窟内のバーベキュースペースを抜けると、お地蔵さんのある洞窟の外、日の当たる右側の岩場を少し歩くと、青の洞窟が見えてきます。
ここは海上。波風と雲さえなければ非常に落ち着いた水面が、何と形容してよいかわからないほど神秘的で複雑な青色に輝いて見えます。
このポイントがもっともきれいに青く見える時間は、午前11時。竜王洞は入口が2か所あるため夏でも涼風が吹き渡る他、この澄んだ水の中に石鯛などきれいな魚の群れが入り込んだりといった、南国の海のように美しい生きた海の姿が見られます。
外から青い洞窟を眺めるだけでなく、モーターボートやカヤック、たらい船で琴浦洞窟の内部に入ることもできます。ここはダイビングスポットも豊富で初心者向けの体験ダイビングや、多数の洞窟や観光スポットを船で回ることもできます。