瑞鳳殿

初代藩主独眼竜政宗が仙台を見守る霊廟



瑞鳳殿は、仙台藩の初代藩主、伊達氏の第17代当主の伊達政宗が今も眠る仙台市青葉区の市街地西部にある霊廟。
伊達政宗廟の他、15名の殉死した家臣と5名の陪臣の宝篋印塔がその脇に並びます。
宮城峡、仙台城と流れる広瀬川のほとり、仙台城本丸跡と向かい合った経ヶ峯に、1637年に建てられた菩提寺香華院に始まる臨済宗妙心寺派瑞鳳寺ととなりあって建てられています。
この地は、1636年に没した伊達政宗が、生前、ホトトギスの初音を聞いたことで自らの亡き後はこの地に葬るよう遺言したことを受けて、2代藩主である忠宗が建立したもの。
瑞鳳殿は、仙台城本丸に向けて西向きとなっており、桃山文化の影響を受けた荘厳華麗な建築。昭和初期には旧国宝にも指定されています。また瑞鳳殿建立ののちの周辺には、忠宗の感仙殿、3代藩主綱宗の善応殿などが東向きに建てられています。
第二次世界大戦時、この3つの霊廟は仙台空襲で焼失し、その後昭和40年代より瑞鳳電が再建されています。
青葉城恋歌ブームで仙台観光がブームとなった後、1980年代には瑞鳳殿資料館が開館し、その後大河ドラマの独眼竜政宗ブームなども受け、仙台市内では人気の観光スポットとなっています。

瑞鳳殿
所在地
宮城県仙台市青葉区霊屋下23-2 
交通案内
仙台駅からはタクシーで10分、るーぷるバスで15分
「瑞鳳殿前」にて下車、徒歩約7分
定休日
12月31日(資料館1月1日)
営業時間
2月1日~11月30日 9:00~16:50、12月1日~1月31日 9:00~16:20
料金
観覧料金 一般・大学生:570円 高校生:410円 小・中学生:210円
駐車場
あり
電話番号
022-262-6250


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