ハワイ風土記館

古代から天文科学まである展示と360°展望台



ハワイ風土記館は、鳥取県湯梨浜町の通称文芸の丘、馬ノ山山頂にある5階建てで展望台を持つ建物で、町の総合文化資料館です。
この地には、山陰地方で最古の古墳時代前期4世紀中ごろ、そして山陰地方最大級といわれる馬ノ山四号墳をはじめとした国指定古墳の橋津古墳群、通称馬ノ山古墳群があります。
橋津古墳群は、日本海と東郷湖の間の丘の上に、19基の円墳と5基の前方後円墳が並んでいます。
馬ノ山四号墳だけでも全長約100mで竪穴式石槨、円筒埴輪棺等などの埋葬施設を持ち、竪穴式石槨からは三角縁神獣鏡、車輪石、石釧等副葬品が多数出土。古くから技術的にも非常に優れた地域の前方後円墳だったことをうかがわせます。
これらの資料の他、ハワイ風土記館自体も、建物の形が話題。
これは、馬ノ山の対陣と呼ばれる羽柴秀吉軍と吉川元春の向き合う姿と、出土品の埴輪を組み合わせたもの。埴輪と城を合わせると、展示物の宇宙を思わせるUFO型になる点などもユニークで、子供たち中心にいつの時代も人気です。
日本海や東郷湖、大山を中心に360°のパノラマや夕日の絶景が有名ですが、夜にはこの地域の漁火などを眺めることもでき、鳥取の生きた姿をしっかりこの目に焼き付けることができる景観スポットでもあります。

ハワイ風土記館
所在地
鳥取県東伯郡湯梨浜町上橋津710-2 
交通案内
◆電車
JR倉吉駅から路線バス約25分「海水浴場」下車 徒歩約15分
◆車
山陰自動車道 「はわいIC」から車で約15分
営業時間
9:00〜16:00
電話番号
0858-35-2242

鳥取のオススメVR