長尾鼻

長尾鼻は、鳥取市の海岸線を西に進んだ気高町にある小高い岬。風光明媚な有名観光スポットとして有名です。
国道の9号線旧道沿い、西因幡県立自然公園の西側の夏泊海岸からさらに進んだ先か、東側の魚見台から坂を上った先に、駐車スペースがあります。ここから徒歩で行ける長尾鼻灯台が付近のランドマークです。
山陰海岸ジオパークにも選ばれているほどの、高さ80mの安山岩の溶岩流が長い年月をかけて浸食されてできた崖や水平な岩棚、奇岩と洞門の見事さによって古くから奇岩と日暮れの景勝地として人気。とくに柱状節理や板状節理の両方が確認できるスポットです。
釣りでは日本海側で、比較的楽に入れる岩場から、信じられないほどの大型の青物が釣れる場所として、全国から釣り人が集まるポイントでもあります。
海女漁によるブランド岩ガキが全国的に有名なほか、アワビや海藻類も海女漁による丁寧な仕事で、製品とその漁風景ともに有名です。
また近年はロッククライミングやフリークライミングでも全国各地から週末人が集まるほどの人気スポットともなっています。