林試の森公園

樹種豊富で木陰も多い芝生広場の都立公園



都立林試の森公園は、東京都目黒区と品川区にまたがる小山台エリアにある都立公園。
その名の通り、明治から昭和にかけては、林野庁林業試験場、現在の森林総合研究所が設置されており、このエリアには各省庁のさまざまな研究機関や公務員宿舎等が設置されていました。
つくば万博前後に多くの研究所が茨城県つくば市に移転したことで、この土地が都の公園として整備され、平成がスタートした1989年にオープンしました。
現在の公園は36000坪と非常に広い敷地の中に、林業試験場時代からそのままの在来種から外国産樹木などが大きく育っています。幹の太さが4mにも届こうかという欅などが有名です。
また、製材としてや庭の観賞用植物としても珍しいアベマキ、ニオイドロ、シマサルスベリ、ナナミノキ等も見られます。
園内には、かつて玉川上水の分水が流れていたころの名残の谷があり、現在は水車が置かれ、周囲の緑とともに美しい風景を作り出しています。
野球やサッカーの練習場や、デイキャンプ場、子供用のじゃぶじゃぶ池などもあり、24時間利用可能なことから、早朝から真夜中まで、観光だけではなく体づくりや子育てにと住民たちに愛され続けています。

林試の森公園
所在地
東京都品川区小山台2-6-11 
交通案内
東急目黒線・都営三田線・東京メトロ南北線 武蔵小山駅より徒歩10分
JR渋谷駅から東急バス(恵比寿経由)五反田行き(72系統)「林試の森入口」より徒歩1分
駐車場
なし
電話番号
03-3792-3800

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