護佐丸の墓

世界遺産を築城した偉人が眠る場所



琉球王国のグスク及び関連遺産群の一部として世界文化遺産に登録されている中城城跡。そのすぐ近くに沖縄で最も古く文化的な価値も高い亀甲墓があるのはご存知でしょうか。そのお墓は15世紀に活躍した中城按司の護佐丸の墓で、台グスクと呼ばれる丘の麓にあります。

台グスクの駐車場から下に降りたところに石碑があり、森の中を10分〜15分ほど進むと護佐丸の墓に到着です。行き帰りの道は整備されていますが段差や勾配に注意して進みましょう。

言い伝えによると護佐丸は世界文化遺産として知られる今帰仁城を攻略した後、座喜味城・中城城を築城したといわれています。その後、反逆の疑いをかけられ最後は自害に追い込まれてしまうという無念の死を遂げてました。お墓が中城城跡の中に無いのは元々あったお墓が崩壊したために1686年に風水師に相談し墓をこの地に移したからと伝えられています。

史跡として開かれている場所ではありますが、個人の墓でもあり管理施設もないため、マナーを守って厳かな気持ちで訪れるようにしましょう。

護佐丸の墓
所在地
沖縄県中城郡中城村字久場 台城原842-2 
交通案内
那覇IC→北中城ICより約30分。
定休日
営業時間

料金

駐車場

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