最御崎寺

空海の七不思議が伝えられている最御崎寺



四国八十八ヶ所めぐりの第二十四番とされているのが、最御崎寺です。高知県室戸市室戸岬町にある真言宗豊山派の寺院で、東寺とも呼ばれています。
仁王門前には、修行大師像があり、お出迎えしてくれます。多宝塔がピンク色をしているのが、とても特徴的で、女性に特に人気です。
境内は、アジアを感じさせる雰囲気があり、山門から入っていくと正面に亜熱帯植物に囲まれている本堂が見えてきます。本堂は、中国風の雰囲気が漂う屋根が特徴的です。
賓頭盧尊者がいて、体の悪いところと同じところをなでると、病気が治るとされていることから、訪れた人は皆なでています。
境内にある鐘石は、小石で叩くと音が鐘のように鳴り響くとされていることから名づけられました。いくつかのくぼみがある石の上には、小石が置かれているので、訪れた人々は、小石で叩いて、珍しい石の音を楽しんでいます。
境内のすぐそばに、室戸岬灯台があるので、こちらも立ち寄ってみるとよいでしょう。室戸岬灯台は、明治32年に完成したもので、灯台のレンズは、自然災害により破損していますが、それ以外の部分はほとんど被害が無かったことから、そのままの形が残されています。歴史を感じることができる灯台です。まるで室戸の海の守り神のように見えることでしょう。

最御崎寺
所在地
高知県室戸市室戸岬町4058-1 
交通案内
南国インターチェンジから、室戸を目指す方向で国道32号線・国道55号線と走り、室戸スカイラインへ左折。そのまま9km道なりに走ると、正面に駐車場があります。
営業時間
午前7時〜午後5時
駐車場
無料37台あり
電話番号
0887-23-0024

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