平安神宮

古都平安京を五感で感じる日本庭園



平安神宮と聞くと、学校の歴史で習った平安時代につくられたお宮なのかと勘違いしている人も多いのではないでしょうか。
日本庭園で有名な平安神宮は実はその歴史は新しく、明治28年(1895年)に平安遷都1100年を記念して京都で開催された内国勧業博覧会の目玉として平安京の大内裏から朝堂院を模して復元されたのが元となっています。
なので祀る祭神も平安遷都を行った第50代桓武天皇と、平安京で過ごした最後の天皇となった121代孝明天皇が御祭神となっています。
総面積約33,000?の広大な池泉回遊式庭園は明治時代を代表する日本庭園であり国の名勝として指定されています。
作庭は通称 植治とも呼ばれる明治から昭和にかけて活躍した7代目小川治兵衛によるもので、平安神宮以外にも日本国内外に名を馳せる名庭を残しました。四季折々に日本の自然、それも完璧に管理しつつも、そう感じさせない日本独特の庭園を私達に感じさせてくれます。
また、毎年10月22日には京都三大祭りの一つとしても知られる時代祭が執り行われ、当時の調度品を綿密な時代考証によって再現した一大行列を見ることが出来ます。

平安神宮
所在地
京都市左京区岡崎西天王町97 
交通案内
◆電車
・地下鉄東西線 東山駅より1番出口より徒歩10分
・京阪鴨東線 三条駅、神宮丸太町駅より徒歩15分
◆車
京都東ICより約20分
電話番号
075-761-0221


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