長者山新羅神社

八戸三社とえんぶり、長者山山上の神社



長者山新羅神社は7〜8月の八戸三社大祭の三社のうちの1つであり、2月のえんぶりでも有名な旧県社。
町の中心から徒歩数分、緑に包まれた小高い森、長者山の山頂にある由緒正しき神社です。
元々長者山は古くより重要な祭祀が行われてきた場所でしたが、ここに1678年新羅神社の前身となる三社堂や虚無蔵堂と呼ばれる祈願所を創建。その後、神仏分離により新羅神社となりました。
現在の本殿と拝殿は8代藩主南部信真時代の1826年に建てられたもので、江戸時代の神社建築の特徴が非常に残っているほか、彩色模様など贅を尽くされた装飾部も多く、青森県指定重宝となっています。
この時、梅や桜や松を植えるとともに馬場なども整備され、現在の境内と神域機能、そして季節を通して美しい花々の景観につながっています。
ユネスコ世界遺産の八戸三社大祭の他、2月の小正月に行われる門付けまわりと予祝、唄舞踊奉納のえんぶりは国の重要無形民俗文化財に指定されています。
また八戸三社大祭ではオカミ神社からの神輿渡御がある他、8月2日に行われる加賀美流騎馬打毬でも有名。これは騎馬打毬の一種で、全国にたった3つしか現存しないといわれています。全国から観光客が訪れる行事でもあり、例年ニュースや新聞で取り上げられている青森県指定無形民俗文化財でもあります。

長者山新羅神社
所在地
青森県八戸市長者1-6-10 
交通案内
◆車
八戸駅から20分、八戸自動車道八戸ICから15分
◆バス
八戸市営バス・南部バス「二十三日町」「十六日
町」下車徒歩10分
◆電車
・JR八戸線本八戸駅より徒歩20分
・本八戸駅から徒歩で25分
営業時間
8:30〜17:00
駐車場
あり
電話番号
0178-22-1769


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