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錦帯橋
世界的にも有名な5連の木造アーチ橋
山口県岩国市を流れる錦川に1673年岩国藩主の吉川広嘉により架けられた錦帯橋は、世界的にも有名な木造アーチ型の太鼓橋です。1922年には国の名勝に指定されています。
丸石を隙間なく組み合わせてできた橋脚の間には、5つのきつい曲線を描く特徴的な木造の橋げたが連なります。この橋の主要構造部には、釘は一本も使われておらず、日本の在来工法に多くみられる組木を駆使してつくられています。
かつて日本では太鼓橋が多数つくられてきましたが、これが川幅200mでたびたび氾濫を起こす錦川に架けること、さらに5連となると大変珍しく難しいこともあり、古くより広い地域で絵画や話の種になるほどの存在でした。
昭和になるまで250年以上も流出したことが無く、定期的に架け替えられてきた橋はデザイン上も美しく、端上や河岸、河原から眺めるだけでなく、橋の裏側まで眺める遊覧船からのツアーもあるほど。
車両は通行できず、徒歩でのみ24時間通行可能で、夜間はライトアップも行われています。
錦川堤には桜が多数植えられており、その後ろには緑深い岩国山が連なっており、写真撮影などにも人気のスポットです。
錦帯橋
- 所在地
- 山口県岩国市今津町一丁目14番51号
- 交通案内
- ・錦帯橋バスセンターから徒歩1分
・河川敷駐車場」から徒歩1分 - 営業時間
- 8:00〜17:00
- 料金
- 錦帯橋入橋券(往復のみ)
大人(中学生以上):個人310円
小学生:個人150円
- 駐車場
- あり
- 電話番号
- 0827-29-5107