山元いちご農園

日本は世界の中でも、特に国内で開発された苺の品種が多い国。また、独自の食感や味は、海外でもブランド苺として広く知られているほどです。
東北も苺の国内有名ブランド産地として有名ですが、宮城県亘理町と山元町は風光明媚で穏やかな気候の中、苺生産数が非常に多く、いちご王国と呼ばれています。
中でも山元いちご農園は、面積32000m2、10棟の大型温室ハウス内に23万本もの苺が栽培されている、東北エリア最大級の苺農園。
冬場は雪も降る宮城県。年間を通じて安定した品質を確保するため、ハウス内で更に床面から高い位置に棚を設け、腰の高さから下に向かって垂れ下がる形で苺を栽培しています。また、苺の下部の休眠を防ぐための電照や、苺栽培時に園内に流している苺オリジナル楽曲。ハウス全体の温度や湿度、光の入り具合などを管理する環境制御システムなどを採り入れた、ハイテックな苺栽培を行っています。
ここでは、露地栽培の苺が楽しめるシーズンのちょうど反対側、12月中旬から6月までの間、いちご狩りを楽しむこともできます。
その年によっても栽培品種は異なりますが、現在の東北地方を代表する苺品種のとちおとめをはじめ、様々な種類が栽培されています。
農園前にはカフェや直売店もあり、苺を使用したワインやスイーツ、採れたて苺販売なども行っています。いつお出かけしても甘い香りに包まれて幸せになれること間違いないスポットです。