三滝渓

6?に3つの大瀑布と40余の滝が連なる絶景



三滝渓は岡山県との県境に近い山間の鳥取市川原町北村、曳田川の上流にある全長6?の渓谷。
名前の由来は落差も非常に大きく、荒々しい3つの滝を中心に多数の滝が連なる渓谷で、近隣にある小鹿渓と比較しても非常に男性的な渓谷。男滝ばかり続く地とも呼ばれます。
中心となる3滝は、落差80mの奇岩の上を勢いよく水が伝い落ち、滝つぼから更に滝が続く千丈滝。粗く段になって削られた岩上を両脇から直行するように水が流れる夫婦滝。若葉の季節や紅葉の季節、色とりどりの木々の中をつづら折りに水が流れ落ちる虹ヶ滝。
他にも、間に石が挟まった落差20mの三滝不動滝や、落差63mで細い糸で荒々しい岩が丁寧に包み込まれるような白糸の滝など、ロープやハーネスなどを備えた軽装登山でようやくベストポジションに近づけるほどの貴重な滝もあります。
千丈滝には赤いつり橋がかかっており、橋の向こうから滝をのぞき込むショットなども有名。
周辺は天然ヒノキ、ツクシシャクナゲの混交する独特の植生のほか、本シャクナゲ、ユキノシタの仲間のダイモンジソウ、エゾユズリハ、シラネワラビといった日本海側の豪雪地帯に特徴的な植物も。険しい岩場だからこそ残された自然の姿そのままに見ることができます。
非常に大きな滝だけでなく滝音も風情ある場所。そして、遊歩道に入らず駐車場から見られる滝も少なくなく、観光地としては人気のスポットです。

三滝渓
所在地
鳥取県鳥取市河原町北村934-141 
交通案内
JR鳥取駅から車で約45分
中国自動車道「佐用JCT」ー鳥取自動車道「河原IC」佐用から車で約70分
電話番号
0858-85-2802

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