神崎神社

大山の梺、彫刻が見事な赤碕のこうじんさん



神崎神社は鳥取県琴浦町の日本海にほど近い赤碕にある神社。創建された年代は定かではありませんが、最も古い棟札は1733年であり、それ以前、室町時代末期には存在していたとされています。
地域の守り神としてはおなじみの素戔鳴命を祀る荒神さんであり、家内安全、海上安全、牛馬の守護で県外からも信仰を集めている神社。
ですがこの神社の現在本殿と拝殿には、建立依頼、素晴らしい彫刻が施されていることで、非常に有名です。
この神社の本殿を建立するにあたり招へいされたのが、鳥取藩のお抱え宮大工小倉園三郎。そして拝殿はその孫平次郎により1853年と1879年にそれぞれ作られています。
遠くから見てもわかりませんが、本殿に入り上を見上げると、向拝の唐破風、屋根下、木鼻などに、当時の宗教美術で見ても、荒神に対してはかなり考えられた美しい配置の彫刻で仕上げられています。
拝殿天井には豪快なタッチの竜が。木鼻には獅子がそれぞれ彫られており、荒々しく迫力がある姿を見ることができます。
鳥取県指定の保護文化財第一号に指定された本殿建物と、第二号の本殿三宝荒神と拝殿の彫刻があり、このエリアでも人気の観光スポットとなっています。

神崎神社
所在地
鳥取県東伯郡琴浦町赤碕210 
交通案内
◆電車
下総神崎駅から徒歩で15分
◆車
圏央道神崎ICから車で5分
電話番号
0858-55-0598


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