太皷谷稲成神社

朱色の大社が見事な日本五大稲荷の一社



石見・津和野に鎮座する太皷谷稲成神社は、願望成就の神様を祭る日本五大稲荷の一社に数えられる神社です。
安永2年(1773年)に津和野藩主7代亀井矩貞(かめいのりさだ)公が津和野藩の安穏鎮護と領民の安寧を祈願するため、三本松城(津和野城)の鬼門にあたる東北端の太皷谷の峰に、京都の伏見稲荷大社から斎き祀ったのが始めです。
御礼と祈祷の為に建てられた約1000本の鳥居をくぐり抜けて、元宮、命婦社、新殿、神殿裏奉拝所の順番に四ヶ所参りをするのが習わしとしてあります。4ヶ所の参拝所にはそれぞれ、お揚げをお供えする為の献供台と燭台(ローソク台)があります。
大きなしめ縄が出迎えてくれる元宮、この元宮の背後に鎮座し、稲成大神の御眷属(お使いのお社)の命婦社、新殿では願望成就・大願成就の大神様である宇迦之御魂神(うがのみたまのかみ)伊弉冉尊(いざなみのみこと)の御前で、ご伊弉冉参拝のみなさまの願意に応じ、厳かにご祈念いたします。
最後に、御祭神がお鎮まりになる御本殿を背後から拝する神聖なる神域にある神殿裏奉拝所、稲荷信仰では古来より、御祭神は本殿の背後より出入りするとの言い伝えが残ります。

太皷谷稲成神社
所在地
島根県鹿足郡津和野町後田409 
交通案内
中国自動車道 小郡ICより約1時間10分、六日市ICより約1時間
駐車場
あり
電話番号
0856-72-0219


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