松江城山稲荷神社式年神幸祭

松江市で行われる松江城山稲荷神社式年神幸祭は通称ホーランエンヤと呼ばれ、10年毎に行われる式年行事です。なぜホーランエンヤと呼ばれるのかと言うと、櫂伝馬船（かいでんません）が櫂を漕ぐ時の掛け声からつけられたとも、また「豊来栄弥」から生じたことばからホーランエンヤになったとも言われています。このホーランエンヤ、船を漕ぐ時の調子を合わせるために唄われる舟歌で、独特の節回しで唄われているのですが、その節回しがとても心地よく、耳に残ります。さて、この松江城山稲荷神社式年神幸祭の見所は何と言っても船に乗る船員の豪華な衣装と船の大行列。伝統的な化粧や歌舞伎のような鮮やかな衣装に身を包んだ役の人はとても目を引きます。豪華なのは衣装だけではなく行列をなしている船も豪華な飾り付けがされていて、見る者の心を掴みます。家族で行ってもカップルで行っても大変見応えのあるお祭りなので、楽しめる事間違いなしです。