今帰仁城跡

今帰仁城跡は国頭郡今帰仁村にある琉球王国統一前から存在する歴史的建造物です。
やんばる地方を外敵から守る要のお城として13世紀頃からこの地に存在し、祈りを捧げる場所も多数あることから2000年に首里城などと共に、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして世界文化遺産となりました。

ボランティアガイドが常駐しており、申し込みをすれば無料で今帰仁城跡をガイドして頂けます。マニュアルがあるわけではなく、各々得意分野を軸としてガイドが進むので、何度訪れても新しい発見があります。
また毎年1月の半ばごろから寒緋桜（かんひざくら）が咲き誇り、2月の初め頃まで楽しむことができ、県内外問わず多くの方が訪れます。また2006年には日本100名城の一つに認定されて、沖縄本島の中でもぜひ訪れたいスポットの一つです。

ひとつ注意したいのは、今帰仁城跡は開かれた観光地ですが今も地元の方からは大切な信仰の対象となっている「御嶽」が多く存在する場所。
お邪魔させてもらっていると思って訪れて地元の方の好意を大切にしたいですね。