ひんぷんガジュマル

樹齢300年の名護市の守護神



那覇空港から高速を使って約1時間20分ほどのところに沖縄県北部に位置する名護市があります。その名護市の商店街を300年以上にわたって見守ってきたのがひんぷんガジュマルです。

推定樹齢は300年。高さは19メートルにもなります。国指定の天然記念物にも認定されています。
「ヒンプン」とは沖縄の言葉で家の門と母屋の間に立てるついたてのことを差し、
木の横にある三府龍脈碑がその形に似ていることからこの巨木に名前がつきました。

ひんぷんには悪霊や災難が家に入り込まないようにする役割があるとされており
地元住民の方々はひんぷんガジュマルも名護の町を災難から守ってくれていると
信仰の対象となっているそうです。

ひんぷんガジュマルのそばにがじゅまる緑地があり、ステージがあったり、ベンチが
あったりと市民の憩いの場にもなっています。
そこには名護出身の洋画家で左翼運動家の宮城与徳と思想家であり政治家の徳田球一の記念碑があります。

歴史的に見ても沖縄は薩摩藩の侵攻や、太平洋戦争など大きな時代の流れに翻弄されてきた背景があります。ひんぷんガジュマルには名護市民の方だけでなく沖縄の方々が未来永劫平穏な暮らしが続くようにいつまでもこの地で見守っていって欲しいですね。

ひんぷんガジュマル
所在地
沖縄県名護市大東1丁目1 
交通案内
沖縄自動車道利用で那覇空港から約85分(那覇I.C~許田I.C経由)
定休日
営業時間

料金

駐車場
無(コインパーキング)
電話番号
0980-53-7755


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