花園神社

世にも不思議な、子宝のご神木



征夷大将軍・坂上田村麻呂の創建と伝えられている花園神社。花園川という川が神社の手前にあり、気持ちのよい清流の音を聞きながら境内に入ります。大小さまざまな木々に囲まれ、その中にそびえ立つ楼門はとても大きく、両端に鎮座している独特の顔つきをした仁王像が迎えてくれます。今の楼門は1792年(寛政4年)に立て替えられ、勅額には日吉神社や日枝神社のご祭神として知られる山王大権現が掲げられています。大きな楼門をくぐり階段を上ると拝殿に着きます。こちらは1851年(嘉永4年)に再建され、山に映える赤い色でとても目立ちます。拝殿まで上ってきたならば、是非見て欲しい箇所があるんです。ご祭神を祀る本殿なのですが、屋根の下にある彫刻を探してください。実は日光東照宮でおなじみの「見ざる・言わざる・聞かざる」の彫刻があるんです!まさかここで見られるとは…。あと境内のご神木の3本杉は要チェックです。高さ48メートル、太さ8.5メートル。そして驚くなかれ樹齢はなんと700年!茨城の文化財になっているこのご神木の真ん中、2本目の下にはまるで子供を身ごもっているかのように大きいこぶがあります。これは「子宝・安産の杉」と言われ、全国からたくさんの参拝客が訪れるそう。とても神秘的なこのご神木、一度見てみてはいかがでしょうか?

花園神社
所在地
茨城県北茨城市華川町花園567 
交通案内
【車】常磐自動車道 北茨城ICより車で約25分
【電車】JR常磐線「磯原駅」よりタクシー約30分
料金
無料
駐車場
60台
電話番号
0293-43-9212


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