鶴ヶ城

難攻不落の名城、ここにあり



会津若松のシンボルとも言える鶴ヶ城。約630年前に前身ともいえる東黒川館を葦名直盛が築いたのがはじまりと言われています。その後、伊達政宗が城主となったあとは、蒲生氏郷が豊臣秀吉の命令で会津を治め、七層の天守を築きました。戊辰戦争では新政府軍の猛攻に耐えた名城として、その名を天下に知らしめました。一度取り壊されたものの、昭和40年に再建、平成12年には天守に続く建物、干飯櫓・南走長屋が江戸時代の工法・技術を用いて復元されました。2011年の大改修では黒瓦だった天守閣の屋根を、明治に解体される以前の赤瓦に復元し、日本で唯一、赤瓦をまとった天守閣となりましたそんな鶴ヶ城は今現在市民公園として地元の方のみならず、遠方から訪れた観光客にも親しまれています。春には約1000本の桜が咲き誇り、花見のメッカとしても有名です。約69,000坪の広大な敷地には天守閣はもちろん、千利休の子である小庵が建てたと言われる茶室の麟閣や鶴ヶ城本丸への正門である鉄門(くろがねもん)や大河ドラマで一躍その名を知らしめた山本八重の像も建てられています。この他にもさまざまなスポットが公園内に点在するのでぐるりと散策し、想いを馳せるのも良いですね。

鶴ヶ城
所在地
福島県会津若松市追手町1-1 
交通案内
◆電車
JR会津若松駅より
◆車
磐越自動車道/会津・新潟方面→会津若松IC下車
定休日
無休
営業時間
午前8時30分〜午後5時まで(入城締め切りは4時30分)
料金
天守閣入場料 茶室麟閣共通券:520円 大人:410円 小人:150円
駐車場
有料有り
電話番号
0242-27-4005


福島のオススメVR