谷瀬の吊り橋

どこを見渡しても絶景の広がる吊り橋



奈良県十津川村にある谷瀬の吊り橋は日本有数の長さを誇る鉄線のつり橋です。
上野地と谷瀬を結ぶこの巨大なつり橋は長さ297メートル高さ54メートルと歩くたびにゆらゆらと揺れるつり橋はスリル満点で、まるで空中を散歩している気分です。
また橋全体が深い山々に囲まれ、眼下には清澄な十津川(熊野川)が流れどこを見渡しても絶景が広がっています。
今では十津川村を代表する観光名所になった谷瀬つり橋は、もともとは生活用のためのつり橋としてかけられました。
以前は川に丸木橋を架けて行き来していたが、洪水のたびに流されていました。
そこで今から約60年前の昭和29年(1954年)戦後の復興期に谷瀬集落の人々は1戸当たり20〜30万円という、大金を出しあい当時としては思い切った800万円もの大つり橋を村の協力を得て完成させました。
今ではみなに無料で渡ることの出来るこの吊り橋に先人達の想いを感じることができます。

谷瀬の吊り橋
所在地
奈良県吉野郡十津川村谷瀬・上野地 
交通案内
・大和八木駅からバス 上野地から徒歩で3分
・五条駅からバス 上野地から徒歩で3分
・新宮駅からバス 上野地から徒歩で3分
料金
無料
駐車場
有料あり

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