大阪市中央卸売市場

江戸時代、日本の物流と商業の中心地は江戸ではなく西日本最大の都市大坂。商人でにぎわう街は天下の台所とも呼ばれ、日本中から選び抜かれた食材が集まる土地でもありました。
そんな大阪の現代の台所が、大阪市立大阪市中央卸売市場です。
大坂本場とも呼ばれる本場、東部市場、南港市場の３市場があり、特に本場は、玉川駅野田駅に近くアクセス便利。登録業者だけではなく、だれでも自由に購入できるオープンな市場。早朝からにぎやかな大阪人らしい気さくなおしゃべりの中にも、料理人ですら敵わないほどの専門性や目利きレベルを感じさせてくれる人が沢山。
この際なので、これまでのお料理の悩みすべてを相談したくなってしまうほど。
少量販売や下処理なども行ってくれるほか、プロによるフグ処理などに対応しているお店もあります。
また、本場内には、早朝から営業している寿司、海鮮料理、めん処、食堂の他、パン屋さんやカフェなども営業中。早い、安いだけではなく美味しさで評判のお店ばかり。
安治川沿いのお散歩コースから眺める中之島など、都市の真ん中にある、絶景ポイントも沢山です。