釧路和商市場

和商市場は、釧路駅西にある道東エリアを代表する市民の台所。1954年に開設された、釧路ではもっとも歴史ある駅前公設市場です。
世界で知られる好漁場の釧路。周辺各地の漁協の海産物もあつまるため魚のプロが沢山。そのプロ目線で厳選された各店自慢の商品を、対面販売で購入できます。
北海道に行ったら必ず食べておきたいのが、和商市場が元祖の勝手丼。道内ミニマル旅行のライダーが訪れた際、鮮魚店のご主人が少しでも北海道の名物を味わってほしいと、市場内に声をかけてお惣菜などを少しずつ食べさせていたのが始まりといわれています。
現在ではこのスタイル、全国の漁協や市場に広がっていますが、和商市場の丼盛りと価格は、北海道民のサービス精神そのもので超BIG！
お惣菜屋さんからどんぶり入りの白飯や酢飯を購入し、あとは市場内のお店をめぐって新鮮な刺身や魚卵、お惣菜等をたっぷり載せるというスタイル。刺身一切れから頼めるため、勝手丼だけで北海道のすべての旬を制覇することもできます。
他にも釧路には、ちょっとおしゃれな海外風市場のフィッシャーマンズワーフMOOや、各地の水産工場が行う直営店、季節や曜日限定の各地漁協朝市などを中心に、市場には並ばないような個性派道産子好みの通なお魚が手に入るところがたくさん存在します。