種差海岸

天然芝生地と海外の海岸のような景観で有名



種差海岸は、青森県八戸市の太平洋側、八戸市のほぼ中央部に12?にわたり広がる海岸です。
種差はアイヌ語で長い岬を表すタンネエサシからきているといわれており、海岸の後背地とともに国の名勝に指定されている他、三陸復興国立公園に属しています。
宮城岩手県から北上すると、このエリア一帯は目の前の岩場の色合いとは対照的に白い鳴き砂が広がっており、樹齢百年を超える松林は日本の白砂青松100選他にも選定されています。
種差海岸のほぼ中央にある種差天然芝生地は、波打ち際まで広く天然の芝生が覆いつくし、その合間に浜辺を彩るハチノヘトウヒレン、ミチノクフクジュソウといった地域の固有種や、エゾノシシウドなど種差を南限とする植物、ハマギクなど種差を北限とする植物、ハマナスやニッコウキスゲなど、650種を超える特徴的な花々が咲き乱れます。
海岸線は岩礁海岸や砂浜海岸、海食海岸などさまざまな成立による岩場風景が続きます。太平洋戦争時には旧日本軍の軍事施設だった、西洋のお城の一部のような葦毛崎展望台から種差海岸駅周辺までの間には、遊歩道も整備されており、春夏はキャンプや海水浴場も整備されアウトドアでも楽しめます。
太平洋の大きな波音と晴わたる空、海風のヤマセ、海猫の鳴き声など、音風景も含め、全身が癒されるスポットです。

種差海岸
所在地
青森県八戸市大字鮫町棚久保14-167 
交通案内
◆電車
八戸駅からJR八戸線で約30分の種差海岸駅下車、徒歩約3分
◆車
八戸・久慈自動車道「種差海岸階上岳IC」から約10分
駐車場
あり
電話番号
0178-51-8500


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