大須賀海岸

大須賀海岸は、八戸市の中心部から車で約30分、絶景のツーリングコースとして全国のライダーたちにも知られている青森県道1号線、通称うみねこラインと並走する太平洋に面した海岸です。
三陸復興国立公園にあり、北は葦毛崎展望台、中須賀海岸、南は白浜漁港と海水浴場、淀の松原、種差海岸を縦断できる遊歩道の中心部、なだらかな弧を描き奥行きのある砂浜風景が、開放感があるスポットとして人気。遊歩できる砂浜としては、東北北部最大級の大きさを誇ります。
太平洋岸エリアにはジオパークが点在するほど、さまざまな成立の奇岩の磯が並んでいますが、ここ、大須賀海岸エリアでは、その岩の色とは全く異なり白い砂の浜辺がどこまでも広がっています。
ここの砂は、温度が低く雪や氷におおわれることがある地域としては非常に珍しい鳴き砂。それだけ水も土も、周辺環境もきれいであることの証でもあります。波打ち際の反対、道路に沿っては、松林やこのエリアの自然の花々が咲き乱れます。
日本の渚百選にも選ばれており、大須賀海岸南部にある白浜海水浴場エリア限定で、夏は海水浴を楽しむことも。ですがそれ以外のゾーンは、強い海からのヤマセと離岸流で遊泳禁止。
ですが、日本の他のエリアではまず体験できないほどの絶景と自然環境を楽しみたいなら、少し足を延ばして葦毛崎展望台から大須賀海岸、種差海岸までの散策をおススメします。