鳥海山大物忌神社

1400年の景色を拝む鳥海山大物忌神社



古代から日本には山を神様として崇拝の対象とする山岳信仰が盛んに行われていました。
鳥海山大物忌神社もその一つで、霊峰鳥海山を神体山として崇拝しています。奉る対象が山であるからには、神社も自然とその山の上に建てられます。つまり、登山をしなければ、この神社には参拝できないということです。
鳥海山は標高2,236mで、出羽富士と呼ばれるほどに美しい山です。登るのにもそれなりの経験と覚悟が必要となります。ですがその道中での景色は美しく、生える草花も季節ごとに色とりどりです。
また、大物忌神社には参籠所と呼ばれる宿泊施設も併設しており、ここで登山の疲れを癒やすこともできます。参籠所で夜を過ごし、日の出を山頂で拝む事もできます。山頂から見る朝日はそれこそ神がかったかのように美しいことでしょう。
およそ1400年前にこの鳥海山大物忌神社が開かれたときにも、同じように昇る朝日を見た人がいるのだろうと思うと、自分もその歴史の一部に合流できたのだと実感します。日々の生活では味わうことのできない非日常の世界をぜひ体感してください。

鳥海山大物忌神社
所在地
山形県飽海郡遊佐町大字吹浦字布倉1番地 
交通案内
◆電車
JR羽越本線 吹浦駅から徒歩7分
◆車
山形自動車道 酒田みなとICから、国道7号線秋田方面へ20分
料金
見学無料
電話番号
0234-77-2301


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