法霊山オカミ神社

千年以上続く、陸奥国八戸総鎮守



法霊山オカミ神社は、八戸市の中心部、八戸市役所や本八戸駅前の三八城公園の八戸城跡が並ぶ特徴的な街区にある、旧陸奥國八戸の総鎮守。法霊神社、法霊山とも呼ばれています。
古代からの生活跡が多数存在する青森県内にあって、市内最古の神社であり、平安後期にすでに記録に残っていたといわれています。
1665年以降に八戸藩総鎮守となってからは南部氏の祈願所となり領民は参拝できない格の高い神社となりました。その名残からか、現代、地域でのオカミ神社の崇敬者には地元に古い世帯や企業、大手企業等が多く見ることができます。
一時代には三崎社という社名であったとも伝えられていますが、非常に珍しいオカミの文字ともにいずれも水や雨雪を守護しつかさどる神や龍神を表します。
境内の内、本殿と拝殿はいずれも南部氏から寄進されたもので、社名同様に非常に特徴的な構造を持っています。
7から8月にかけての5日間、長者山新羅神社、八戸神明宮とともに行うユネスコ無形文化遺産の神幸祭 八戸三社大祭は300年余の歴史と伝統を誇るお祭り。巨大な多数の山車の合同運行が行われますが、この祭祀部分は法霊山オカミ神社から長者山虚空蔵堂の現新羅神社への神輿渡御によりスタートしています。
山車は各山車組が歌舞伎や神話など、八戸エリアに伝わる伝統的な題材や文化から制作しており、夜もライトアップされた山車運行がみられるなど、非常に迫力と活気にあふれています。

法霊山オカミ神社
所在地
青森県八戸市内丸2-1-51 
交通案内
◆電車
JR八戸線本八戸駅下車 南口より徒歩5分
◆車
八戸自動車道 八戸ICを出て国道340号線を中心街・八戸市庁方面へ約10分
電話番号
0178-22-1770


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