八戸神明宮

八戸三社の1つ、伊勢信仰のしんみょうさん



八戸神明宮は八戸三社大祭の三社のうちの1つ、創建年代は定かではありませんが、1709に遷座によってこの地に迎えられました。往古九戸の乱の時代にはすでに金浜に遷座していたという記録があるほど非常に古く、樹齢600歳、ご神木の大イチョウとともに街の発展を見守って来た神社です。現在の社殿は、大火の後の1866年に再建されたものです。
地域ではしんみょうさんと呼ばれることが多く、八戸市内中心部の廿六日町にあり、普段は非常にひっそりとしたたたずまい。どんど焼きや茅の輪祭などで、地域生活に密着した神社です。
ですが、7月末から8月にかけて5日間、龍神社、長者山新羅神社とともに行うユネスコ無形文化遺産の神幸祭 八戸三社大祭では、この神明宮が主役となります。
300年余の歴史と伝統を誇るお祭りで、神輿行列とともに高さ10m幅8mと巨大な多数の山車の合同運行が行われます。山車は各山車組が歌舞伎や神話など、八戸エリアに伝わる伝統的な題材や文化から制作しており、夜もライトアップされた山車運行がみられるなど、非常に迫力と活気あるお祭り。
青森県には豪快な山車とハネトが躍動する青森ねぶた、弘前ねぷた、五所川原立佞武多をはじめ、多数のお祭りが8月にかけて多数開催されますが、これより一足早いのが八戸三社大祭。本格的な東北の夏の扉を開けるイベント。三社祭から順に、青森県下のねぷたを楽しむのもおススメです。

八戸神明宮
所在地
青森県八戸市廿六日町26-1 
交通案内
◆電車
八戸線本八戸駅より徒歩20分
◆車
・八戸駅から15分
・八戸自動車道八戸ICから10分
◆バス
八戸市営バス・南部バス「荒町」下車徒歩1分
「十六日町」下車徒歩5分
駐車場
あり
電話番号
0178-22-8883

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