因島水軍城(村上水軍城)

水軍王国因島 城型の水軍と船の資料館



因島水軍城(村上水軍城)は、南北朝から室町戦国時代の瀬戸内海で活動していた海賊集団である村上水軍をテーマにした水軍と船の資料館。
尾道の洋上、因島の片苅山麓にある金蓮寺の境内に、1983年に作られた本丸・二の丸・隅櫓からなる資料館、展示室、展望台です。
日本遺産に認定された村上水軍ですが、もともとこの地に天守閣があったことは無いとされています。この寺には村上水軍代々の五輪塔があり、立命館大教授で歴史家でもある奈良本辰也による監修で建物が作られました。内部には、広島県の重要文化財である紙本墨書因島村上家文書、戦法会議の人形シミュレーション、甲冑や刀剣をはじめ、多数の貴重な因島村上氏の資料が展示されています。
展望台でもある隅櫓は船の資料館。因島水軍城の裾野にある尾道市因島資料館には、村上水軍以外の歴史民俗資料などを多数展示しています。
山間の境内は、春先には花がきれいに咲き乱れ、開放的な景色とともに風光明媚。
ここを起点に、村上氏が青木城を築いた際に建立された観音堂の白滝山と五百羅漢、愛媛の大三島や大島など、360°ビューの瀬戸内村上水軍ツアーに出るのも良いかもしれません。

因島水軍城(村上水軍城)
所在地
広島県尾道市因島中庄町3228-2 
交通案内
JR尾道駅から因島土生港行きバスで約37分「要橋」乗換、島内路線バス大浜行き約8分「水軍城入口」下車、徒歩約10分
定休日
木曜(祝日を除く)、12月29日から翌年1月1日
営業時間
9時30分から17時(但し、1月2日〜3日は10時から15時)
料金
大人:330円 小人(小・中学生):160円
駐車場
無料あり
電話番号
0845-24-0936


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