青塚古墳

東海地区最大級の大きさを誇る前方後円墳



犬山市の楽田地区にある史跡 青塚古墳は、全長約123メートルの前方後円墳です。
愛知県下でも名古屋市の断夫山古墳に次ぐ2番目の大きさで、別称 茶臼山古墳または王塚と呼ばれています。
また、天正12年(西暦1584年)の小牧長久手の戦いの際には秀吉陣営の砦として使用されたことから、青塚砦とも呼ばれています。
かつては周辺に10数基の古墳が点在し、古墳群を形成していましたが、今では青塚古墳南西の籔の中に小円墳数基を残すのみとなっています。
壺形埴輪や円筒埴輪、鏃形石製品などが出土し、歴史的にも学術的にも価値が高いことが判明しました。
昭和41年(西暦1966年)5月に、愛知県犬山市の市指定文化財になり、昭和58年(西暦1983年)2月はに国の史跡に指定されました。
現在は、青々と草が茂る姿から地名の由来にもなり、草刈りをして大切に守ってきた地元の方々の愛着心を尊重し、全体にコグマザサを植えて青い塚のイメージが残るように努めています。

青塚古墳
所在地
愛知県犬山市青塚22-3 
交通案内
名鉄 楽田駅より徒歩30分
定休日
月曜定休(祝日の場合は営業し翌日休み)、年末年始
駐車場
あり
電話番号
0568-68-2272


愛知のオススメVR