久留里城

20世紀遺産に指定された君津にある城郭



久留里城は、千葉県君津市久留里にある山城です。
別名 雨城と呼ばれ、城の完成後3日に一度21回雨が降ったと久留里記にあるように築城の時期に不思議に雨が続いたという伝説があります。
室町時代に上総武田氏の武田信長によって築かれたとされ、以後、明治4年秋に廃城されるまで中世には里見氏、近世には黒田氏をはじめ数々の城主の居城となってきました。
旧上総町のころに明治百年事業として再建計画され、地元はもとより多くの市民から待ち望まれ、そして昭和53年に天守閣が完成し、約100年ぶりに久留里の丘陵に城が再建され翌年には二の丸跡地に資料館も完成しました。
天守閣は城山公園の本丸跡の隣りに築城され、鉄筋コンクリートの2層3階建て、延べ面積は約190平方メートル、高さは15mあります。 天守閣内は、全国に現存する天守閣のパネル展示と展望台になっており、三の丸跡を望むことが出来る。
久留里城は、房総半島の中・近世城郭の代表格として、君津市の次世代に伝えたい20世紀遺産に指定されていると共に、千葉眺望百景にも登録されています。

久留里城
所在地
千葉県君津市久留里字内山 
交通案内
・JR久留里線久留里駅下車、徒歩30分程度
・木更津東ICより410号線久留里方面、久留里市場経由
定休日
資料館:月曜日(祝・休日の場合は開館し翌日休館)、年末年始
営業時間
資料館:9時00分から16時30分
料金
入場料:無料
駐車場
無料あり
電話番号
0439-27-3478

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