地獄谷野猿公園

地獄谷野猿公園、別名地獄谷スノーモンキーパークといい、長野県の北部、横湯川の渓谷に位置しています。険しく切り立った崖、噴泉が絶えず噴煙を上げているその光景は、まるで地獄のようだと人々に言われこの地を地獄谷と呼ぶようになりました。ここで有名なのはもちろん温泉に入るニホンザルですよね。なぜこんなにも温泉に入るニホンザルが有名になったのかというと、1970年にアメリカの雑誌LIFEの表紙に使われ、海外のメディアに報道されました。その後、長野オリンピックの際、国内外から多くの観光客が訪れ、広く世界中に知られるようになったのです。ここ地獄谷野猿公園にいる猿は実は野生の猿で、この公園で飼われている訳ではありません。なので、ありのままのニホンザルを観察出来るのもここならでは。人とニホンザルを隔てる柵もないので、動物園では見る事が出来ない、より自然に近い状態でのニホンザル達に近づく事も出来ます。さて、温泉に入るニホンザルですが、冬場ならすぐに見る事が出来ます。家族で入っている猿、気持ちいいのか顔がトローンとしている猿。本当に人間のように表情豊かな猿達を見る事が出来ます。世界中でも珍しい、温泉に入るニホンザル達。気持ち良さそうな猿達を見ていると、こちらの心もほっこり、温かな気持ちになれますよ。