善光寺

1400年の歴史をもつ長野の寺院



長野県長野市に位置する善光寺。その歴史は1400年もの間続き、今もなお年間約700万人もの参拝客が訪れる長野県を代表する寺院です。善光寺の境内には宿坊と呼ばれる一般の参拝客が宿泊できる施設があります。その数は39にも及びそれぞれが御堂を持ち、住職もいらっしゃいます。
善光寺を訪れる際はこの宿坊に泊まるとさらに充実した旅になることと思います。

そんな宿坊が立ち並ぶ通りには浄土宗の大本山である大本願があります。
その歴史は善光寺と同様とても長いものです。大本願を過ぎると1918年に建立された仁王門があります。両脇にある仁王は支え無しで自立しています。


その仁王門をくぐると一際賑やかな善光寺仲見世通りに出ます。信州の名産などが取り揃えられており、イートイン、食べ歩きなんかもできるスポット。信州名物のそばはもちろん、和風テイストのスターバックスなどのお洒落なカフェもあります。ぜひお腹を空かせていって色んな店を巡って頂きたいです。

その仲見世通りを過ぎて大きな広場にあるのが六地蔵。人が生まれ変わるのに必要な六つの道を表している仏像とのこと。その脇には歌舞伎の題材などで知られる八百屋お七にまつわる伝説が残る濡れ仏があります。

そして参道の先には山門・右脇には大勧進があります。大勧進は天台宗の大本山です。
善光寺は無宗派の寺院として知られていて、住職は大本願とここ大勧進の住職が兼ねています。

大勧進には人々に対して仏教の教えをわかりやすく伝えて、世俗の悩み解消の力になるという思いが込められています。

重要文化財の山門をくぐると本堂です。木造建築の国宝としては4番目の大きさとなり
目の前に立つとその迫力に圧倒されます。
ここ善光寺の御本尊は一光三尊阿弥陀如来様。552年に仏教伝来の際に百済から日本へ伝えられた日本最古の仏像と言われているそうです。その後一度打ち捨てられてしまいましたが、本田善光が信濃の国へお連れしたのが善光寺の始まりとされており、その名前も本田善光の名前から取って名付けられたそうです。

他にも広い境内に、様々な見所がありますので、ゆっくり時間を取って訪れて長い歴史に触れて頂きたいと思います。

善光寺
所在地
長野県長野市大字長野元善町491-イ 
交通案内
JR長野駅の善光寺口バスロータリー「1番のりば(善光寺方面行き)」発の路線バス利用。所要時間約15分
定休日
営業時間

料金

駐車場
電話番号
026-234-3591(善光寺事務局)


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