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焼岳
上高地の絶景を見に北アルプス入門の山へ!
長野県と岐阜県の県境に位置し、今も噴煙をたなびかせる活火山である焼岳。
上高地付近から日帰りで登ることができるため、
北アルプスの入門編としてよく名を挙げられる山です。
上高地の入り口、大正池の西側に聳え、
大正池と共に上高地を代表する景観を形成しています。
山頂からは眼下に梓川を抱く上高地、
そして雄大な槍ヶ岳・穂高連峰・笠ヶ岳を一望する最高の景色を満喫することができます。
今回は焼岳登山口から山頂を越えて上高地へ下る山行の動画となります。
上高地から焼岳登山口まで戻るのは大変なので、ピストンで戻るのもオススメです。
登山口から下堀沢出合までは樹林帯が続きますが、
そこからは森林限界を超えて展望が開けます。
同時に岩場が増えてきますので、足元には注意して進みましょう。
山頂までは40分ほど活火山特有の雰囲気の岩場が続き、正面には噴煙も上がっています。
他ではなかなか見れない荒れた景色は飽きることなく、
楽しみながら進むことができます。
岩場の頂上に着くと、カルデラ湖である正賀湖が姿を現します。
正賀湖と南峰の景色は他の惑星に降り立ったかのような荒涼とした絶景ですが、
どちらも火山活動のために立ち入り禁止となっています。
息を整えたら右手に進み北峰を目指します。
山頂を回り込んでいくと、不意に視界が開けます。
その先には、上高地の絶景が広がっていました。
勇壮な穂高連峰のふもとに広がる上高地の景観があまりにも美しく、
冗談ではなく本当に、しばらく息をするのを忘れるほど感動しました。
この景色はぜひご自分の目で見に行っていただきたいです。
そして再び岩場を越えて山頂へ。
山頂からは穂高連峰に加えて槍ヶ岳・笠ヶ岳などの北アルプスに加えて、
動画には撮れていませんが御嶽山や乗鞍岳、白山までを見られる360°の絶景パノラマが楽しめました。
山頂はそれなりに広いため、絶景を見ながら昼食を摂ることができ、
最高のランチタイムを楽しむことができました。
下山は今回は上高地方面へ。
登りとは違う岩場を降りていきますが、登山道の印が少し見にくく、
しっかり確認しながら下りないと、意図せず登山道からそれてしまう恐れがあります。
焦らずゆっくり下りていきましょう。
岩場が終わると、上高地まではひたすら長い樹林帯を歩いていくことになります。
上高地まで下りた後はバスで釜トンネル出口まで行き、そこから徒歩で焼岳登山口まで戻ることになりました。
疲れている体で舗装路を歩くのはかなり過酷でしたので、もしグループで行く方はタクシーを使うのが無難かもしれません。
焼岳は北アルプスの入門として日帰りで登れる山であり、
上高地を望む最高の景色に出会えるオススメ山です!
興味が出て方はぜひ行ってみてください!