釈尊寺

断崖絶壁の秘境寺



江戸時代小諸藩の城下町として栄えた歴史を持つ小諸市。そこに驚くべき場所に建立されている寺院があります。それが釈尊寺の観音堂です。観音堂は国の重要指定文化財に指定されており中には
布引観音が安置されています。布引観音様は「牛にひかれて善光寺参り」ということわざの由来となった伝説があります。
駐車場から参道を登っていく途中に崖の中腹に立てられた観音堂が姿を現します。
観音堂が建立されたのは1258年。度重なる戦火を逃れこの地に立っているそうです。

観音堂までの参道には岩を削って多くの伽藍(がらん)が安置されており、その佇まいは目をひきます。本堂に関しては1548年・1723年と過去2度に渡って火災で消失しています。その後1749年に再建されたものが現在に残っています。

途中、天井が低くなっている風穴を抜ける場所があります。頭上に注意して進みましょう。

拝殿から見る景色は足がすくむほどの高さ。遠くに小諸市の街並みも見えます。
柵はそこまで高く無いので、覗き込むと危険です。小さなお子さんからは絶対に目を離さない
様にしてください。

そしてお堂の中に入ったらぜひ天井の絵にも注目してくださいね。
またこのあたりは春には桜、秋には紅葉の隠れ名所になっているそうなので
ぜひその季節にも訪れて頂きたいです。

釈尊寺
所在地
長野県小諸市大久保2251-1(駐車場) 
交通案内
上信越道小諸ICよりR18経由10分
定休日
営業時間

料金

駐車場
電話番号
0267-23-0520


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