赤岳

八ヶ岳の最高峰で最高の稜線歩きへ!



八ヶ岳の最高峰・赤岳。 全長20km以上にわたる八ヶ岳連峰の盟主です。

赤岳は山頂が岩に覆われていて、その山肌が赤いことから「赤岳」との名称がついたとされる山です。
北方と南方に分かれ、南方側が山頂、北方に頂上山荘があります。 頂上に近づくにつれ急になっていく傾斜や、鎖場の連続など危険と隣り合わせの箇所も多い、中・上級者向けの山となります。
今回はそんな赤岳に、美濃戸口から日帰りで登る動画となります。 本来は何泊かしながらゆっくり登るのがおすすめのルートです。
登山口となる美濃戸口までの道路は途中からダートとなっており、アウトドア向けの車でない場合はアクセスが難しい可能性があります。 不安な場合は歩く距離は長くなりますが、舗装路終端の八ヶ岳山荘周辺に停めていくことをお勧めします。
美濃戸口からは二つのルートがありますが、登りは南沢ルートを選択。 行者小屋までは穏やかな沢沿いの路を進みます。 行者小屋を越えると、傾斜がかなり急になってくるため、小屋でしっかり休息をとりましょう。
森林限界を超えると、大迫力の岩肌が顔を出します。 かなりの感動を覚えますが、ここからはかなりの岩場と鎖場の連続となります。 心して臨みましょう。撮影しておいて言うのもどうかと思いますが、相当危険な状態で撮影していたと今は反省しています。
岩場を登り終え稜線に出ると、そこからは360°の絶景を見ながらの最高の稜線歩きが待っています。
赤岳は風が強いことで有名らしいですが、動画撮影日はちょうど風もなく快晴で、赤岳と共に富士山もくっきりと正面に見ながら登ることができました。

山頂に近づくにつれ再び傾斜が急になっていき、再び危険な箇所も出てきます。 そうした苦労を乗り越えてたどり着いた山頂には、360°の絶景パノラマが待っていました!
この日は風もなく空気も澄んでいて見通しもよく、本当に最高の天気に恵まれた景色を撮ることができました。
山頂の景色をたっぷり堪能したのちに下山を開始しますが、下りに通ったルートは登りのルート以上に急な岩場を下っていくことになりました。 こちらのルートを通る方は十分にご注意ください。
また普段は下りの動画はあまり撮らないのですが、赤岳からの下りは森の木漏れ日があまりに美しく、 下りの路も存分に楽しむことができました。

遠くに南アルプス・中央アルプス・御嶽山・北アルプスがすべて見渡せ、雄々しい赤岳と富士山を正面に見据えながら稜線を進んでいくのは、 トップクラスの感動を味わうことができると思います。
もし少しでも興味を持たれた方は、十分な準備をした上で、ぜひ行ってみてください!

赤岳

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