木曽駒ケ岳

千畳敷カールを越えた先の絶景へ



中央アルプスの名峰・木曽駒ケ岳。
高山植物の宝庫としても知られる千畳敷カールと共に楽しめる、登山初心者にもオススメの登山スポットです。

今回は最もメジャーな、ロープウェイを使って千畳敷まで昇り、千畳敷を越えて木曽駒ケ岳を目指すルートで、 標高3000m近くにもかかわらず初心者でも簡単に絶景を楽しみながら到達できる、お勧めできるルートになります。
千畳敷カールは長野の観光スポットの1つで、標高2,500mを超える高所に、氷河期の氷で削られてできたお椀型の地形で、 夏の高山植物や冬の大雪原など四季折々の絶景が楽しめる場所です。
標高が高いにもかかわらず人気なのは、バスとロープウェイを乗り継いで登山者はもちろん観光の方も簡単にアクセスできるからです。 ロープウェイを降りてホテルを抜けると目の前に現れる千畳敷のその堂々たる美しさには、心を奪わずにはいられません。
千畳敷カールは遊歩道が整備されており、観光客の方も1周40分ほどで散策を楽しむことができます。

登山道は遊歩道の半ばあたりから折れ、岸壁を登っていくように続いていきます。
岸壁といっても登山道は整備されており、登山靴などをしっかり準備していれば問題なく登っていくことができます。 千畳敷の勇壮な岸壁を見ながら登っていくのは、最高の爽快感を味わえます!
千畳敷のてっぺんの乗越浄土までたどり着くと、横に雄々しい宝剣岳、奥になだらかな中岳と、一気に展望が開けます。 乗越浄土からはなだらかな登りが続き、中岳にたどり着くと奥に木曽駒ケ岳を見ることができます。
そこからは一度大きく下ったのちに再び高度を上げ、木曽駒ケ岳山頂にたどり着きます。
山頂からは御嶽山や北アルプス、南アルプス、そして富士山などの360°の絶景パノラマを堪能することができ、感動すること間違いなしです!
帰りのルートでは少々岩場の多めの巻き道を通って、宝剣岳を目指します。 宝剣岳は途中にかなり危険な鎖場もあるため、自信のない方にはお勧めしかねますが、山頂から千畳敷カールを見下ろすスリル満点の展望は最高の一言です。

腕に覚えのある方は安全には最大限の注意を払って、ぜひ行ってみてください!
木曽駒ケ岳は3000mに近いにも関わらず、初心者の方でも簡単に絶景を堪能できる最高の山の1つです。 興味のある方はぜひ行ってみてください!

木曽駒ケ岳

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