栂池自然園

日本有数の高原湿原



特別豪雪地帯として指定されている長野県の小谷村(おたりむら)。その気候から冬には多くの観光客がスキーやスノーボードを目当てに訪れます。そんな小谷村に日本でも有数の高層湿原があります。それが「いちばん美しいところ」というキャッチフレーズで知られる栂池自然園です。
環境保護の観点から栂池自然園周辺への一般車の乗り入れは禁止されています。駐車場が完備されている栂池高原駅へ車を停め、ゴンドラリフトとロープウェイを乗り継いで栂池自然園へアクセスします。イヴという名のついたゴンドラリフトは6人乗り。栂池高原駅を出発し、約20分の空中散歩を楽しめます。今回訪れたのは紅葉が美しい秋。眼下には黄色や赤に色づいた木々たちを観ることができます。途中、白樺駅を経由し栂の森駅に到着したら少し歩いて栂大門駅(つがだいもん駅)からロープウェイに乗り換えます。窓から見える景色は高度が上がるにつれて迫力が増しますので、お見逃しなく。
終着駅の自然園駅から歩いて5分ほどで入園受付のあるビジターセンターへたどり着きます。入場料を支払っていよいよ栂池自然園へ。
栂池自然園が開放されるのは6月〜10月中旬。その短い期間に様々な表情を見せてくれます。
夏は多くの高山植物が咲き誇り、秋には草紅葉と木々の紅葉。どれも見逃せません。

自然園内には木道が整備されており、歩きやすい靴なら散策することができますが、所々足場が悪い場所もありますので注意して進んでください。
園内一周は約5.5㎞ほどで3時間半〜4時間程度で巡ることができます。時間に余裕が無かったり、体力に自信がない方には1時間程度で散策できるコースも用意されています。そのコースでも十分栂池自然園の魅力を堪能できます。

入口にあるビジターセンターには栂池高原のことを知ることができるインフォメーションコーナーや、ウォールクライミング、ジップラインもあり雨でも楽しむことができます。
隣には軽食を販売している売店もありますので、疲れた体にエネルギー補給なんかもお勧めです。

キャッチフレーズの通り、とても美しい場所なので、ぜひ1度だけでなく何度でも訪れてほしい長野の名スポットです。

栂池自然園
所在地
長野県安曇野郡小谷村千国乙 
交通案内
国道148号線「岩岳入口」信号から県道433号線へ落倉地区を通り、栂池地区へ
定休日
無(6/11〜10/23のみ営業)
営業時間
ホームページ参照
料金
入場料320円 ロープウェイ3700円
駐車場


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