栃木県指定史跡 長岡百穴古墳

時代を超えて残る遺蹟



古墳と聞くと思い出すのは、昔学校で習った前方後円墳などの巨大な古墳ではないでしょうか。しかし、日本には各地に小規模な古墳が今も数多く残されています。宇都宮市にある長岡百穴古墳もその一つ。百穴古墳の名の通り、丘の斜面にいくつも開けられたいびつな形の穴はそれが自然ではなく人工的なものであるとともに、現代の器機ではなく人の手のみで作られたということを如実に感じさせられます。その横穴の一つには奥に荒削りな観音様が彫り込まれています。一説によると、有名なお坊さんである空海が一夜にして彫った観音様だとか。時代を超えて今私達の時代に存在する古墳を目の前にして、あなたは一体何を感じるでしょうか。

栃木県指定史跡 長岡百穴古墳
所在地
栃木県宇都宮市長岡町373 
交通案内
◆電車
JR宇都宮駅から関東バス帝京大学・宇都宮美術館行で15分、豊郷台入口下車、徒歩15分

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